勉強部屋では四柱推命や占いの用語をダラダラと解説しています。

暦(こよみ)

これまで世界各地で様々な暦が考えられてきました。古代エジプトでは 既に暦があったそうです。そもそも暦は何のために必要だったのでしょうか。
全く時間や季節に関係なく生きる人にとっては、暦は必要ないかも知れません。 でも人と人が約束をしたり、農業をしたりする場合、ある時や期間を特定する必要 が出てきます。「今からだいぶたった時」なんて言うのでは非常に曖昧ですね。暦は「ある時」を 特定する手段とも言えるでしょう。

今ならテレビ・ラジオ・インターネット等で正確な日時を知る事ができますが、それがなかった 昔はどうだったのでしょうか。皆が共通で認識できるのはやはり「太陽の動き」や「月の満ち欠け」 という事になります。原始の頃なら「太陽が高く登った頃」とか、「次に満月になった頃」なんて 言うのが分かりやすい目印になったのではないでしょうか。

暦は大きく分けると太陽暦と太陰暦、つまり太陽を基準とするか月を基準とするか、 という風に分けられます。今、世界共通の暦となっているグレゴリオ暦は太陽暦ですね。 中国や韓国、日本では太陰太陽暦が採用されました。日付は月を基準としながら、太陽の 動きを基準にして 季節のずれ修正をしていく暦です。
四柱推命に関係するのは、この太陰太陽暦となります。

<関連用語>

  • 太陽暦(たいようれき)
  • 太陰太陽暦(たいいんたいようれき)
  • 太陽暦(たいようれき)

    太陽の動きを基準にした暦ですね。地球が太陽の周りを1周する時間はおよそ365.2422日だそうな。 でもって地球は公転面に対して23度位傾いたまま動いているんですと。
    この傾きが大きなポイントですね。もしこの傾きが0度だったらどうなるでしょう。なんと季節がなくなり ます。夏も冬も関係ありません。そうなると1年といった周期を意識する事もなかったかも。人類や生物も 生まれなかったかも知れませんね。

    前置きが長くなりましたが、北半球では北極側の地軸が太陽の方を向く夏が暑くなり、逆に太陽からそっぽ を向く冬が寒くなります。この周期が1年というものですね。1年は一般に365日だけど、あまりの0.2422~が あるので、このまま何十年、何百年と過ぎると1月1日が真夏になったりして、暦と季節がずれまくりとなって しまいます。
    この誤差を埋める方法がいくつか考えられたんですけど、16世紀末に制定されたグレゴリオ暦が今も採用 されてます。内容を一応おさらいしておきましょう。

    「1年を365日とし、4年に1回を閏年とする。さらに西暦の年数が100で割り切れてかつ400では割り切れない 年は閏年としない。」だそうな。相手は星の動きなのでこれでも完璧ではありませんが、3000年位はこれで1日 の誤差しか出ないそうです。今から3000年たったら、人類はどうなってるんでしょうね。

    <関連用語>

  • 暦(こよみ)
  • 太陰太陽暦(たいいんたいようれき)
  • 太陰太陽暦(たいいんたいようれき)

    日本で一般に陰暦とか旧暦と呼ばれている暦です。陰と陽、つまり月の動きと太陽の動きを元にした暦ですね。 まず「日」は月の満ち欠けによって決まります。満月の日は15日。月が見えなくなる日が1日といった具合です。

    次に「月」のサイクルです。月の満ち欠けの周期はおよそ29.5日なので、この暦の場合大の月(30日)と 小の月(29日)が1年に6つずつあって、これでほぼ月の満ち欠けと同じサイクルとなります。ここで一つ問題が 出てきます。
    月の満ち欠けが12回でほぼ1年ですが、29.5×12=354なので、365より11日程短いです。このままほっとくと、 実際の季節と日付がどんどんずれてしまいます。これを修正するために閏月が入ります。

    ここで登場するのが二十四節気という考えです。ここでは詳しく触れませんが1年間を正確に24等分したもの なで、季節の変化を表す指標とも言えます。太陽の動きを元にしているので、月の満ち欠けとは関係ありません。 この節季を春の初めから見ると、立春・雨水・啓蟄・春分・清明~と続きます。この中でひとつおきに立春・啓蟄・ 清明が「正気」、その間の雨水・春分なんかが「中気」と呼ばれます。(詳しくは二十四節気参照)

    で、この暦ではこの中気、雨水を含む月を1月、春分を含む月を2月といった具合で決めている訳です。 この節と節の間はおよそ30.4日位。月の満ち欠けの29.5日よりちょっとだけ長いです。すると、「今月は1ヶ月の 間に中気が見当たらない」といった事が発生します。その時はその月は閏月として計算します。
    陰暦の考え方、何となく分かりました~?

    この暦のメリットは日付が月の満ち欠けを正確に表す所ですね。月を見れば今日が何日かすぐに分かります。 また日付を決めれば、その日が満月なのか新月なのかが当然すぐ分かります。今は夜でも街灯がありますが、 昔は太陽が沈めば、頼りになるのは月明かりか、あとは松明や蝋燭の明かり位だったでしょう。夜に何かをする 場合、明るい月が出ているかどうかは大きな問題だったんじゃないでしょうかね。

    日本では陰暦は生活の中であまり用いられなくなってきましたが、中国や韓国では古来の風習等は今でもほぼ 陰暦を基準にしてますね。お正月も旧正月、お盆も陰暦8月15日といった具合です。